九州のおもな分水界

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公開日:2021-02-03 更新日:2021-02-03

英彦山から鹿児島の分水界をざっくりトレース。岳滅鬼峠(がくめきとうげ)の近くから九重連山まで大分は県を二分する。熊本は分水嶺のむこう(太平洋)側に押し出しがち。鹿児島は、水が錦江湾に流れるか否かという線を引いた。

火山地形の分水界を認識するのはむずかしい

陸自の POI 日出生台演習場あたりから久住高原を経て阿蘇のカルデラ裾まで、分水の尾根を追うのが面倒(何度か谷へ落ちた)。その名が分水嶺であることを示唆する POI 水分峠のような目安も乏しい。また POI 九重町寺床の付近は、東西方向の崩平山(くえのひらやま)断層群を分水界が南北に縦断。

色別標高図:  

1993(平成5)年8月の豪雨で鹿児島市は大水害を被ったが、甲突川の流域は思いのほか広くない印象。源流は POI 八重山の南東。
大隅半島の北部は姶良カルデラの東縁そのまま。POI 大箆柄岳(おおのがらだけ)から高隈山へ連なる非対称な尾根はホルンフェルスとのこと。
鹿屋市のシラス台地は起伏に乏しい印象だが、よくよく見ると海自の POI 鹿屋航空基地の滑走路は片勾配で、西端と東端では10m以上も標高差がある。
なお小林市の西端、吉都線に沿って小さな川がつながっているように見える箇所があるが、近代の人工的な疏水だろう。地理院地図の「自分で作る色別標高図」を対照して線を引いた。

小林市の分水界

河川ごとに分水界を描いたら更にいろいろと見えてくるだろうが、筑後川の日田より上流域の広さが目立つはず。

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