遠賀川は、おんががわと読む。北流して玄界灘に注ぐ一級河川で、流域に筑豊地区ほぼ全域を含む。
源は らしい。知らなかった。この分水界をトレースして流域を描く。
遠賀川流域の過去最悪の災害は「昭和28年の西日本水害と海底トンネル浸水」を参照。
英彦山 (ひこさん) 周辺は県境が未定なのだが、そこに分水の線を引くのはスミマセンという感じもする。ただし参謀本部の明治33年測図昭和11年修正5万図「吉井」では、福岡と大分の境界線が描かれている。
どういう経緯なのか分からない。正式のものではない妥協線か? 修験の山であるし、国が市町村に配分する地方交付税は面積も算定基準に含むというのも、争いによる未定理由のひとつらしい (参考=西日本新聞)。
郷里とはいえ離れて35年も経つと、いろいろ忘れている。高校生のころは原付だったので行動半径は広くなかったし、とくに南側のほうは記憶がない。また八木山峠やショウケ越が分水嶺じゃないということを初めて知った (分水するが結局は合流する)。
筑豊はかつて産炭地だったので国鉄の鉄道路線がたくさんあったが、多くが廃止された。日田彦山線も添田駅から夜明駅まで災害で運休したまま、BRT へ移行しそう。また古墳や山城も多い。
川筋と呼ばれ任侠気質が強いので、知らない人がその方言を聞くと少し怖いかもしれない。
糸田町出身の井上陽水がかつて、博多は優雅でフランス語みたいだが筑豊は巻き舌でドイツ語みたい、と語ったことがあって共感した。
大任町出身のバイきんぐ小峠英二の (とくにツッコミのときの) 滑舌が、その典型だと思う。
分水嶺を隔てて方言も異なってくる。この流域内でも微妙な違いがある。
NW~SE方向に福智山断層と西山断層がある。地震はめったに起こらない。
福岡は九州だから暖かいんでしょ、と考える人は少なくない。だが気候は日本海型であり、冬は玄界灘から冷たく湿った空気が吹きすさぶ上に日の出が遅いので、特に朝の起動時間が寒い。曇天が続いて雪が降ることも珍しくない。
とんこつラーメンはステレオタイプだが、福岡は、うどんも美味い。
昔はラジオのチューニングを回すと大陸や半島の放送がじゃんじゃん入った。今は知らない。
余談。こんなハガキを受け取った
娘氏はゴールド免許に昇格したというのに俺がブルーに降格とは! 悔しくて夜も9時間しか眠れない。