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鳴瀬川水系と名取川水系の分水界

公開日: 2026年10月4日

鳴瀬川は 国土交通省 によると幹川流路延長は 89 km で流域面積は 1,130 km²、その源は宮城・山形県境の船形山 (火山) となっている。
名取川は 同省 によると幹川流路延長は約 55.0 km で流域面積は 939 km²、その源は宮城・山形県境の神室岳となっている。
全国に109ある一級水系に含まれるこのふたつの分水界をわかりやすくトレース (平野部は分からないしDEMを追うのもめんどうくさい)

それぞれの河川の概要や災害史などは上掲のリンクにまとめられている。決して広い領域ではないが火山地形や地すべり地形などダイナミックな印象。鳴瀬川流域の北側は北上川水系、名取川流域の南側は阿武隈川水系。山形との県境は中央分水嶺。

鳴瀬川右支、吉田川の幡谷サイフォンや元禄潜穴、明治潜穴などは品井沼干拓関連施設として土木学会の選奨土木遺産とされている。
面白山トンネル (仙山隧道) は1937 (昭和12) 年11月開通。開通当時は上越線の清水トンネル、東海道本線の丹那トンネルに次いで国内3位の長さだった。これも「仙山線鉄道施設群」のひとつとして土木遺産に登録されている。この隧道の建設経過については土木学会誌第23巻8号「仙山線仙山隧道直轄工事に就て」(佐藤・加納、1937) に詳しい。

加美町で鳴瀬川ダムが事業中。東北地方整備局 鳴瀬川総合開発工事事務所 によると台形CSGで堤高は 107.5 m という宮城県内でもっとも高いものになるとのこと。これは国道347号の付け替えをともなう。
名取市では川内沢ダムが事業中。宮城県 によると治水が目的で重力式コンクリート、堤高は 36.7 m とのこと。

笹谷峠に有耶無耶 (うやむや) 関跡がある。鳥海の西岸にもあるが、うやむやというのは決して悪いことではなく謎を含んでいるニュアンスだととらえるべきなのだろう。

航空自衛隊の松島基地を訪れたのを最後に宮城を訪れてない。もう20年ほど前のことで海鮮丼 (経費) が美味かったことは憶えている。

9月30日に地理院地形図タイルのズームレベル9~14がリニューアルされた (上掲のマップはミニマムを8としている)。情報量が増えとても使いやすくなった。採鉱地や火山の記号が表示されなくなったのは妥当だと思う。
どうでもいいが傾斜量図の経度 140.625 (緯度 38.225 から 38.333 まで) に波線が出ている。地理院とはいえ瑕疵はある。

以下も参照を

余談

降水量の平年値 をあらためて見ると、東京の年間降水量は 1,598.2 mm、うち9月は 224.9 mm となっている。ところが今年の9月は3倍あまりの 696.5 mm となっていた。よくもまぁ降り続いたものだ。なお9月の気温の平年値は 23.3°C だが今年の9月は 22.7°C と低めだった。たしかに暑くはなかった。

カラヤンが振るVPOのドボルザーク8番3楽章、コンサートマスターのゲルハルト・ヘッツェルが若い

ドボルザークは年に一度くらい聴く。ふだん節操なくジャンルを問わず何でも聴いているが、秋はクラシックが心地よい。

音楽というのは感性に直接に当たるものだと思うが、理屈を抜くので危険性も高い。ルキノ・ヴィスコンティみたいにブラームス2番を聴いて「もぅこれでいい」と言って世を去るのは格好いいのかもしれない。私だと米津玄師の「さよーならまたいつか!」を聴いてピースサインを出しつつ逝ったらおもしれぇと思う (死因は誤嚥性肺炎で)

知己と「最期の晩餐は何がいい?」という話をして、私は「蕎麦がいい」と言った。いっぽう知己は「おむすび」とのことだった。
死ぬ前にカルビだの中トロだのとはならないようで、つまりシンプルに還るらしい。この点は一致した。

健康志向というのは良いものかもしれないが、度が過ぎて「健康のためなら死んでもいい」というあんばいになると本末転倒。私は酒もタバコも嗜むから、健康原理主義とは相容れない。酒もタバコもやめたら私の人生は何が楽しいのか? という哲学的な問いに及ぶ。