閉伊川は 岩手県 によると流路延長は 88.2 km で流域面積は 972 km²、その源は北上高地の区界峠となっている。
小本川は 岩手県 によると流路延長は約 65 km で流域面積は 731 km²、その源は岩泉町の国境峠付近となっている。
これら2級水系の分水界をわかりやすくトレース、いずれも集水域は河口に向かって先細り
閉伊川流域は1947年カスリーン台風、48年のアイオン台風によりいたる所で大きな被害を受けた。小本川では1981年、90年、94年、2006年、2016年に水害が発生している。沿岸部は津波の常襲地帯。
両水系の分水界にある国道340号の雄鹿戸隧道は1935 (昭和10) 年竣工という古いもの。押角トンネルのバイパスが2020年12月に開通したが、これは2014年に廃止されたJR岩泉線の押角隧道 (1947年開通) を拡幅したもので線形も少し変えられている。いずれも読みは「おしかど」で現行の地形図に記載はないが 645 m 標高点の箇所が押角峠。
JR山田線の茂市 (Moichi) 駅と蟇目 (Hikime) 駅の間のトンネル東坑口付近では落石により被災したことがあるそうだ。古い鉄道はトンネルを最短にしていたせいだ。国道も攻撃斜面の急崖基部の片切片盛の部分が多いから落石・土石流・側刻を受ける可能性があるとのこと (鈴木隆介著『建設技術者のための地形図読図入門』による)。
2015年12月には松草 (Matsukusa) 駅と平津戸 (Hiratsuto, 2023年3月廃止) 駅の間で土砂崩れによる脱線事故が起きた。今年3月には川内 (Kawauchi) 駅と箱石 (Hakoishi) 駅の間にある第二鈴久名トンネルの内部でモルタル片が落下し運休となった。6月にも腹帯 (Haratai) 駅と茂市 (Moichi) 駅の間で発生した落石の影響により運休となっていた。
東日本大震災のあと復興支援道路として宮古盛岡横断道路が整備されていて、現在は田鎖蟇目道路と箱石達曽部道路が事業中。山田線は前途が厳しいと思う。
早池峰山の北斜面は岩塊斜面とのこと (地形・地質情報ポータルサイト による)。
地形的にも地理的にもとりたてて特長のない、人口も少ないマイナーな地域なので敢えて取り上げた。
多くの地底湖を有する鍾乳洞の龍泉洞は、台風や大雨のたびに水没ないし冠水する。地質図を見ると石灰岩のエリアは南北に結構大きく、安家洞などのほかにも隠れているのかもしれない (安家石灰岩と呼ばれるらしいがレイヤーとしての厚みは分からん)。
北上高地に鉱泉はレアだが、あるにはある。
岩手と青森には袰 (ほろ) のつく地名がある。岩泉町には袰綿と袰野が、宮古市には袰帯と袰岩と袰屋と袰地。この「ほろ」は母衣をひとつにした国字なのだそうで、つまり岐阜の御母衣と由来はほぼ同じと考えてよいのだろう。母衣とは鎧につけて矢を防いだり装飾として用いるなどしたもののようだ。
参考: 「2016年度小本川災害における流路・河床変動を伴う洪水流の解析」(PDF、河川技術論文集、2017、原田ほか)、「名水を訪ねて (1) 竜泉洞湧水」(PDF、地下水学会誌第30巻第1号、1988、岸)
以下も参照を
マイナンバーカードをゴリゴリ推し進めたのだから選挙のネット投票も具現化しないと辻褄が合わないでしょ。
このご時世に手書きで「まんじゅうや」なんて投票は滑稽。
セミファイナル

今年はセミも蚊も少なかった印象 (私の生活範囲では)