栃木~長野の続き。水は日本海と太平洋のいずれに流れるかの中央分水嶺について、長野県とともにもっともヤヤコシイと思われる岐阜県。 から
までざっくりトレース
乗鞍の溶岩台地が難しいのはしかたない。郡上市ひるがの高原の分水界は、長良川源流の叺谷(かますだに)の側刻が著しく(天正年間に地震による大規模山体崩壊もあったとのことで)地形図を読んでも明瞭に見えず、 くらいしか目安がない。
同じ郡上市でも、石徹白は長良川ではなく九頭竜川の水系となる。ここは福井県との間で歴史的にヤヤコシイ経緯があるとのこと。分水嶺である を境に、西の旧石徹白村、東の旧高鷲村で、生活や文化が異なるのではなかろうか(よく知らないが興味はある)。
から西は、福井との県境にほぼ等しい。
昭和8年5万分の1地形図「白鳥」(Stanford Digital Repository)では、石徹白村(上在所、中在所、西在所、下在所、三面、小谷堂)は福井県に属していた
こちらも参照を:
※2021年8月追記:まとめました=日本の主要な分水界のマップ