使えてしまっている気象庁の json から地震の最新情報をプロットしてみる。一か月分が格納されているようだが震度分布は割愛 #地震
米国の 地質調査所 (USGS) によって発表される情報 の場合、日本周辺についてはマグニチュード4.5以上に限られる。
こちら気象庁はもっと小さな地震の情報も出されるが、その json では緯度経度 Decimal Degrees の値が小数点以下1桁に丸めてあり、頻発すると被ったり格子状に並んでしまう (被る所は mouseout すれば bringToBack するようにして、気象庁にならい maxZoom: 11 とした)。震央分布のほうは小数点以下3桁まであるんだからこっちも3桁で良さそうなものを (速報性を優先しているのかもしれない)。なお、USGSは「ごく浅い」という表現がなく Depth が浅いのは一律 10 km とされ座標は4桁、両者のデータには当然ながら若干の相違がある。
次は震央分布。発生しても地震情報としては発表されない、体感できない小さなものがほとんど
1月1日の能登、8月8日の日向灘などが激しい。
こちらは座標が小数点以下3桁で深度もより細かいうえに geojson 形式で和文をまったく使っていないということは、なんらかの国際協調があるのだろう (先に示した地震情報より少し delay がある)。どうやら 20191111 以降 yyyy mm dd の規則性をもったファイル名となっている。このマップは maxZoom: 13 とした。
震央 Epicenter ではなく 震源 Hypocenter とは果たして点なのか、それとも種類により線や面でとらえるべきものなのか私には分からないが、xyz 3軸を正確に検知するのは至難の業で誤差も出るだろうと思うし、現状では「だいたいこのへん」という理解でも構わないのだろうとも思う。
防災科研 のほうが当然ながらより細かく専門的 (だが私のような無知なオッサンには難解すぎる)
こういうコンテンツを出すと宗教系やスピリチュアル系からリンクされたり引用されたりするのが困りもの。地震の予知なんかできるわけないじゃん。南海トラフなんて誰にも分からんでしょ。
一連の気象庁 json データ利活用記事は次のとおり
いずれも気象庁のサーバーに過剰な負荷をかけるような作り方はしていない。