かねてよりグレーゾーンだった気象庁のタイルの件、いまだにグレーなのか分からないがメモのつもりでやっておく。
バックグラウンドの地理院淡色タイルを grayscale 100% と brightness 80% に設定し、雨雲レーダーは 0.6 の透過としている
それだけではつまらないので全アメダス観測所もプロットできるようにした。
同じく json を fetch して得られる最新の実況天気図にしても、とくに気象庁の Copyrights は明示されていない
これら最新情報を当サイトで表示することが 気象庁の利用規約 に反するとか著作権侵害や公益の毀損にあたるとは思わないが、親方日の丸は気まぐれだし Cookie や Cors など技術的な問題が出てくる可能性もあるから、この記事は場合により後で消すかもしれない。
もっとも、こういうのは「ひとのフンドシで相撲を取る」の典型であって、作って楽しいというものじゃない。
「気象庁アメダス観測所の一覧マップ」では位置図、雨量、最高気温と最低気温を示しているが、これも他力本願にすぎない。
防災や危機意識の喚起につながるのなら無益ではないかもしれないが (個人が大企業に太刀打ちできるわけもない)。
国土交通省設置法から
第四十六条 気象庁は、気象業務の健全な発達を図ることを任務とする。
協力すれども介入せず、寄与すれども主導せず、くらいが本分だろうと思う。だが気象庁は科学の範疇を超え「国民の生命と財産を守る」などと大仰な使命を掲げている (気象庁の任務 | 気象庁)。よって情報の取扱いは慎重にならざるをえないだろうし、外郭団体の既得権益との絡みもあるだろうから、ネット上の技術提供もグレーゾーンに留まるのだろう。
国交省の外局という相対的に低い立ち位置を向上させ予算も確保したいという思惑があるのかもしれないが、どんな組織や団体でも、使命や大義名分が自らの首を絞めるというケースは多いと思う。職員の人はタイヘンだ。