五新線の地図

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公開日:2020-06-10 更新日:2020-06-10

未成線のルート

奈良の五條と和歌山の新宮を結ぼうとして未成に終わった旧国鉄の五新線については、ネット上にたくさん情報がある。
土砂災害・河川災害の常襲地域である十津川を縦貫しようとしたのだから、現代の感覚からすれば酔狂な計画ですな。建設を諦めたのは英断だったのでは? もし新宮まで開通させていたら、JR西日本にとって重荷となったに違いない。
しかしながら、一部を一般道や駐車場に転用したり、土木遺産に選定されたり、大阪大学が天辻トンネルを大塔コスモ観測所にリユースしているのは救いだと思う。

今さら五新線について書くものなどないが、トレースだけ加えてみる。
オレンジ色の区間は未着工なので想像(ループは R=340m で描いた)。各隧道の線形も、およそのもの。
※現地へ探索に出かけ事故に遭っても私は責任を負いません

栃木県那須の放棄された塩那道路、山梨県早川町の埋没していく雨畑ダム、静岡県水窪の意義を失った草木トンネル、鹿児島県桜島の北岳山頂直下まで通そうとしてガリーにズタズタにされた観光道路などなど、失敗例はたくさん。縮小傾向にある国としてインフラ整備のありかたを考えると、失敗の歴史に学ぶところは多々あるんだろうなぁ。

コチラも参照:廃止された鉄道路線と駅のマップ土木遺産一覧マップ

余談

「凡そ」とか「遵守」とか「パラドックス」などという言葉を私は使いがちなことにハッと気づいた。よく考えたら古すぎるやん。昭和まる出しやん。やだやだ。

在宅リモートが「ニューノーマル」(昭和感満点)になれば、足が見えない Zoom 幽霊みたいな人が増え、Face to Face が基本の「コミュニティ」や「社会」という概念(昭和感満点)がさらに変容するかも? 感染が怖いと言ってスキンシップを否定するようになったらマズいのでは? やはりヒトは外に出るべきでは? 特に若い人たちの行動半径が狭まるのは宜しくない。孤独な人、寂しい人も増えるに違いない。それに、こういう状況を利用する(狡猾な)人が必ずいるものだから、なんかモヤモヤする。

子供たちが独り立ちしたら丹沢の山裾あたりに移住するか、などと長らく考えていたのだが、ここ1、2年で急に考えが改まってきた。横浜に留まり、休日のみ田舎へ出掛けるスタイルのほうが、私にとって色々な意味で安全な気がしてきた。