相模川の幹川、沼本ダム左岸にある川崎水道の取水口

次のような看板の情報は大事、たとえ傷んでいても。発電とは城山ダム下流左岸にある津久井発電所2号機のことだ

次は道志川の水を取り込む横浜水道の青山水源沈澱池。重要インフラゆえ当然ながら立入禁止 (見学するには申請が必要)。
よって、フェンスのすき間から撮影

水源神社も見えた。1923年8月28日建立ということは関東地震の4日前。水道事業が民営化されませんように

川崎市高津区で独り暮らしする娘氏は、シャンプーのあと髪がまとまらないと嘆いている。横浜の我が家に帰ったときはスンナリまとまるらしい。しかし同じ相模川水系の水を使う横浜市と川崎市で水質に大きな差異があるとは思えない。これは硬水か軟水かといったような単純な話ではないのだろう。
長沢や川井など各々の浄水場での活性炭接触、沈澱、濾過や次亜塩素酸ナトリウム消毒などのサジ加減が異なるのだろうか?
ふだん自分が使っている水がドコから来ているのかを知っておくことは、意味のあることだと思う。
たいていの外国では頭髪や洗濯物がゴワゴワになりがちだ。
合併前は津久井町、現在は相模原市緑区の馬石にある地震峠。1923年9月1日の関東地震により串川の右岸斜面で地すべり性の崩壊が発生、死者16名。自然災害伝承碑でもある大震殃死諸精霊に手を合わせてきた。南無妙法蓮華経

串川を閉塞した崩壊堆積物に載っている。県道513号を走っていても背後の山は見えないので滑落崖なども目視できない。左岸ならば見えると思うが好天だと逆光になると思う。
本来の河道は少し南側だったらしい。崩壊堆積物がもっとも厚く相対的に高まった箇所を地震峠と呼んだのではなかろうか。現状の県道の頂点前後は若干の切り通し。次の写真は正午過ぎ撮影、その陰陽から方角を、また崩壊の厚みをご理解いただけると思う

案内看板には埋没棟数9戸とあった。馬石の集落は南向き斜面の左岸のほうが戸数は多い。被災した北向き斜面は寒いだけでなく営農でも不利だったことだろう。
『建設技術者のための地形図読図入門』(鈴木隆介, 古今書院) 第3巻によると、串川に沿って
その流路幅に比べて不釣り合いに幅広い谷底堆積地および河成堆積段丘が発達...
道場の南東に串川の谷底低地に続く平坦な風隙がある。よって、串川はかつては早戸川の下流であったが、中津川の支流に争奪された被奪河川である
「八王子地域の地質」(植木, 原, 尾崎, 産総研地質調査総合センター, 平成25) でも
相模川の支流の串川,中津川では,最終氷期に河川争奪が生じ,流路の変更が生じた (相模原地形・地質調査会,1986).丹沢山地から発する早戸川,中津川は,それぞれ上野原地域の相模原市緑区鳥屋 (とや) と相模原市緑区青山の韮尾根 (にろおね) の風隙を通って,かつて串川に続いていた
研究者や専門家の言うことだからといって私は鵜呑みにしないが、きっとそうなのだろう。
次の写真は鳥屋の風隙、右奥の 337 m 標高点がある丘は当時の遺物か。撮影している私の背後には宮ヶ瀬のダム湖。
はるか大昔、早戸川はここを流れていたということか

さらに移動して韮尾根の風隙を東側の扇状地上部から見たのが次の写真、左 (南) 側の先の谷底に中津川が流れている。
はるか大昔、中津川はここを右 (北) へ流れていたということか。時間軸の長すぎる話だ

風隙などを広いスケールで撮影するならドローンで鳥瞰するのが良いだろうと思う。しかし私の場合、ドローンを買ってもすぐ飽きて宝の持ち腐れになるのが明らかなので、小型ミラーレス Nikon S1 で済ませている。だが説得力に欠け平凡な風景にしか見えないのが残念。
前述の『建設』によると、中津川の転向異常は左横ずれ活断層による変位の結果だとある。
次は宮ヶ瀬ダムが建設される前、国土地理院の地図空中写真閲覧サービスから1964年5月27日の空中写真をトリミングのうえ若干レタッチしてキャプションを加えた。NEへの流れが宮ヶ瀬の東で転回しNWに向かい、早戸川と合流する前にまた転回しNEに向きを変える、これが転向異常かな? 青野原煤ヶ谷構造線の作用なのかな?

国土地理院の地形図に色別標高図と傾斜量図を重ねて復習
寸沢嵐NWから青山SEにかけて円弧のリニアメントが見える (気がする)
横須賀軍港水道は大正7年に通水。2007年に停止、2015年に廃止されたとのこと。このトンネルの地中に水道管が敷設されている

武勇のある人は隧道に突入するのかもしれないが、私はやらない。
横浜水道の大原隧道と東隧道は昭和初期のもので土木遺産に選ばれている。それらより古い半原系統のこの物件が、ただ朽ちていくだけとしたらもったいない。
『横須賀市水道史』(横須賀市水道局、1973) によると
逸見浄水場に至る約50km余の間に内径20インチ (500mm) の鋳鉄管を布設し、その間の落差は約70mとした
少し判りづらいが次の写真の中央に愛川町田代の還流丘陵。その手前に「水道みち」がある

左岸の河畔ではBBQなど楽しむ人が多いが、向かいの国道412号が通る右岸は地すべりのリスクがあるみたい。
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なお相模原市緑区ではツキノワグマの目撃や捕獲の情報が今年度これまでに14件報告されているとのこと。私はクマとケンカして勝てるとは思っていないので、深入りは控えた。