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重信川水系の分水界を地図に描く

公開日: 2025年8月17日

国土交通省による と幹川流路延長は 36 km で流域面積は 445 km²、重信川は河口から約 17 km の区間を、石手川は重信川合流点から約 3 km の区間を国土交通省が管理している。
分水界をわかりやすくトレース

四国のなかでも肱川、那賀川や仁淀川などに較べ河床勾配が大きい急流河川とのこと。
瀬戸内式気候に属し年平均降水量は少ないが、部分的に天井川となっていて破堤時は広範囲に洪水氾濫が拡散し被害は甚大になるようだ。
砂礫層が支配的で道後平野は扇状地、伏流水による湧水が多いもよう。日本地下水学会「日本の地下水」によると70余カ所あるとされる。また平成6年の夏に異常渇水が発生したとのこと。
少雨ゆえ灌漑用のアースダムが多い。治水防災を目的とするダムは石手川ダムしか見当たらない。

昔は伊予川と呼ばれていたが、足立重信が改修し流路を開削、築堤したことにより重信川と呼ばれるようになったとされる。松山城の築城にも関わったらしい。
また幹川には広瀬霞や井口霞などの霞堤による治水がおこなわれていたとのことだが、昭和18年7月、昭和45年8月、昭和54年6月、平成7年7月、平成13年6月などに洪水被害が出たとある。直近では平成29年9月台風18号により氾濫危険水位を超え戦後最高水位を観測したとのこと。

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