台風19号が伊豆半島に上陸して1時間ほど後、2019年10月12日 20:00時点のアメダス24時間降水量。
100mmを超えていた291地点を地図に示す。右のインデックスは上位50地点
台風が上陸するまで、関東地方は南東~東~北東の風に晒された。
箱根のアメダスは、駒ヶ岳の東面、芦ノ湯の標高855mに設置されている。猛烈な数字が出たのも無理はない。
箱根の早川は河床勾配が急であり、水流が緩やかに滞留するのは小田原の河口付近くらいなものか。
アメダスと河川水位は短絡的に紐付けできない。だから国土交通省(地方整備局)のデータが重要なのだけれど、残念ながらサーバーが、インフラが貧弱。
つながらない、重くて見られないケースが多い。
神奈川・東京・埼玉のいずれも西部(山間部)で、ごっそり降雨があった。
利根川水系吾妻川で、八ッ場ダムの試験湛水が一挙に満杯になったが、これがなかったら渡良瀬のキャパは、利根川は、果たしてどうなったか?「たられば」は無意味かもしれないが、検証がなされるだろうか。
ひるがえって西隣の千曲川。大昔に天然ダムが出来て大災害が起きているけれど、治水再考の必要に迫られるだろうか。
鶴見川水系の我が家は無難だったが、固定電話とネットが通じない。よってテザリングでこの記事をあげている。