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冬至と秋分の陰陽、季節の変化

公開日: 2024年12月22日

次は「気象衛星ひまわり画像を連続して描画する」から秋分の2024年9月22日、日の出ころをキャプチャしておいたもの

秋分の日の日の出ころの気象衛星ひまわり画像

そして秋分の日没ころ

秋分の日の日の入りころの気象衛星ひまわり画像

いずれも陰陽の境は南北にだいたいまっすぐ。これは春分の日もほぼ同じこと。

この冬の東京都心の場合、日の入りがもっとも早かったのが12月5日で16:27、日の出がもっとも遅くなるのが1月6日の06:51。冬至は12月21日で昼間がもっとも短く9時間44分あまり。
次はその冬至、12月21日の日の出ころ

冬至の日の出ころの気象衛星ひまわり画像

さらに冬至の日没ころ

冬至の日の入りころの気象衛星ひまわり画像

陰陽の境が大きく傾いている。夏至はこの傾きが逆になる。

地球の陰陽の概念を説明できるプラグイン Terminator を2年ぶりに再起用、いまひとたび復習。
日本時間2025年元旦の正午から1週間おき (つまり毎水曜日正午) 1年のうごき、再生ボタンをポチっと

国立天文台暦計算室 によると、2025年の春分は3月20日、夏至は6月21日、秋分は9月23日、冬至は12月22日。
1日の中では東から西へ (右から左へ) 陰陽が動く。上記マップの投影法はメルカトル図法なので、こういう描画になる。
一週間は 604,800,000 ミリ秒、これを 52 週にわたり timestamp に繰り返し加算処理しアニメーションの動きとした。

冬至のころ、北極圏では極夜となり、南極圏では白夜となる。
夏至のころ、北極圏では白夜となり、南極圏では極夜となる。
これらもイメージしやすくなると思う。

以前も書いたが、北半球では太陽が南中するから南向きの部屋は陽当たりが良い。
いっぽう南半球では太陽が北中するので陽当たりが良いのは北向きの部屋、だから南向きの部屋に住んではいけない (失敗談)

あわせて丸い地球の地軸は約23.4度の傾きがあることを地球儀を用いて説明すれば、四季の移り変わりを小学生にも理解してもらえるのではないだろうか (甘い?)
気象衛星ひまわりは、現代日本が生んだ最高のプロダクトのひとつだと思う。

日本国内の日の出、日の入り時刻を表示するマップ」も参照を。

おまけ、読売2024年12月17日の記事から

読売2024年12月17日の記事から

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