定期ポスト、メルカトル図法 (Mercator projection) の弱点。
次のマップ中、ブルーとイエローで示しているウクライナをたとえば高緯度の北にドラッグすれば大きくなる。逆に低緯度の赤道付近へ動かすとその国土は小さく表示される (※スマホでは正しく動作しません)
なお目安として北緯45度をグリーンで、赤道をレッドで記した。
マップ右下にはスケールを加えたが、Leaflet など多くの場合は画面中心の縮尺を示しているので、ズームレベル 0 ~ 5 程度の場合は無視するか、あるいは表示しないほうがよいと思っている。マップを左右 (東西) に動かしてもスケールは変化しないが、上端 (北) や下端 (南) とは大きな差異が発生するから、誤解を招くおそれがある。地理院地図も Leaflet ベースなので同じこと。
これはインターネット地図の盲点あるいは落とし穴のひとつ。指摘されることはほとんどないが、とくに小学生や中学生の方々には注意していただきたいところ。
※この件については 次の記事 で分かりやすく補足した。
昔ながらのアナログな紙の地図からまず基礎を学ぶことは大切だろうとも思う。
過去のポスト
ロシアは国土が広大だが、高緯度にあるためネット上の Interactive な地図では実質以上に、さらに大きく感じてしまいがち。
ブレジネフ以来、トップ次第でどちらにも転ぶ国という印象をもっている (n = 1)
ショスタコーヴィチの7番レニングラード、♪ ちー、ちーん、ぶいぶい ♪ を現在の状況で聴くとシャレにならん