当サイトの「日本全国のダム一覧マップ」は、一般社団法人 日本大ダム会議 (JCOLD) のサイトに移譲しました。
Map of Japanese Dams - Japan Commission on Large Dams
日本国内には堤高 100 m 以上の巨大ダムが 92 基ある。1位は黒部ダム、2位は高瀬ダム、3位は徳山ダム。
河川法では「基礎地盤から堤頂までの高さが15メートル以上のもの」をダムと定義している。
さきに漏水した明治用水頭首工の場合は堤高が 14.5 m とのことなので「堰」にあたる。
International Commission on Large Dams (ICOLD) によるとラージダムを次のように定義している。
A dam with a height of 15 metres or greater from lowest foundation to crest or a dam between 5 metres and 15 metres impounding more than 3 million cubic metres.
もっとも高さだけでダムのスケールを語るのはナンセンスで、総貯水量などの点でも見るのがスジだとは思う。
パラグアイのイタイプダムを目の当たりにして、あまりのスケールのデカさに呆れ果てたことがある。
明治用水の件のように、失って初めて気づくということは往々にしてある。
私たちは日々の暮らしで、利水にせよ治水にせよダムと水の恩恵を享受している。
「ダムカード」などにより一般への啓蒙や理解が進むのは良いことだと思う。私は収集癖がないけれども。
「日本国内にある巨大貯水量のダム一覧マップ」も参照を。