地球の陰陽は季節によってどのように変化するか。
次のマップは日本時間2022年1月1日正午の状態。赤道と回帰線を描いてある。Play で1週間おきの変化を年末まで示す。
※メルカトル図法だということを念頭に置いてください
春分、夏至、秋分や冬至の意味が理解しやすくなるだろうか。白夜や極夜の状態がどのあたりでいつごろ発生するかも分かるだろうか。
北半球と南半球は季節が逆。6月下旬のいま日本は梅雨で蒸し暑いが、反対側では真冬へと向かっている。たとえば のラジオの ストリーミング放送 を現地より1分ほどのラグで聴けるのだが「La temperatura en Santiago, cuatro grados...」(サンティアゴの気温は4度...)などと言っている。今のチリはサマータイムではないので日本より12時間遅れ。
前にも書いたが、私は昔サンティアゴでうっかり南向きの部屋を借りてしまい3年間にわたって陽の当たらぬ暮らしをした。意味は分かりますよね?(私に知性はないが痴性ならある)
6/12の記事「世界の主要都市の現地時刻と昼夜の状況をマップに表示する」では少し分かりにくかったようなので補足した。
メルカトル図法の弱点も分かるが、やはり球体の陰陽を地図で説明するのはむずかしいので子育て世帯に地球儀は必需だと思う。
モノ作りはすべて利用者のことを思いやる必要があると思うのだが、ネットやパソコンの世界はあんがいこれが軽視されがち。
テクニカルな知識や技量のある人がこれに溺れ、広い一般への思慮を欠くということはザラにある。リテラシーの高い人が低い人を嗤うのを見かけることさえある。逆にスキルを学ぶ気もない人が技術に対し文句を並べることもザラにある。
このログのように誰もが最新のブラウザや高性能端末を使っているわけではないし、通信環境も千差万別。
デジタルに縁遠い職場や小学校・中学校に設置されているパソコンのスペックが高いとは考えにくい。高校生や大学生でさえ、たとえば AutoCAD や QGIS をインストールした端末がヒィヒィ言っているケースは少なくないと思う。
このページもなるべく負荷を掛けないようコードを書いているが、どんなに思慮を働かせても中庸を得るのはむずかしい。
先進の目線で後進を嗤ったり先端技術を忌んだりするのは、結局のところ大同小異では? 尼崎市を嗤う人は何時か自身が責められ嗤われる時が来るのでは? TCP/IP や Cache や XSS や Gmail は大丈夫? 明日は我が身、老いたらついていけなくなること必至。
つまるところ永続的な「リテラシー」など誰も持ってない。
ポストに投げ込まれていたチラシ。「直送プラン」とはずいぶん直截的
私が逝ったら通夜や告別式をおこなって欲しくないし位牌や遺影も要らないと思っているので、良いなぁと思った。
しかしクオカードまでは要らないし、そのうち「今ならポイント3倍!」なんてことになりかねない。私はポイントカードのたぐいをひとつも持ってない(世の中ポイントだらけですけどねぇ)
人生100年時代なんて言うが、明治から昭和初期生まれの人たちの根源的な生命力の強さが私の世代にも備わっているとは思えない。
私はいま人生の秋の時期にあるが、個人的には100歳まで生きたいとは思わないし「あさ目覚めたらオレ死んでた」みたいなシンプルなのがいいなぁ。