阿夫利神社を訪れたついでに大山街道(または矢倉沢往還)ルートを調べている。
現在では国道246号を指して「大山街道」ないし「厚木街道」と呼称されることもあるが、江戸の時代(あるいはそれ以前)の道筋など、都市化の波に呑まれほとんど消え去っている。
戦後から60年代にかけての古い航空写真などから、おおよそのルートをトレースしてみた。
街道とはいえ、いにしえのものは小径に過ぎないから、戦後間もないころの航空写真でも認識することは困難だ。確実なのは、僅かに残存する道祖神、道標や宿場町くらい。
伊勢原市・石倉橋の道標は、新東名高速道路建設のため今現在は撤去されているようだ。道のすがたは、今も刻々と変化している。
私(と家族)にとって国道246号およびこれに並行する東急田園都市線は、日常に欠かせないルートであり生命線でもあるが、いかんせん余所者なので、その歴史など何も知らない。
いろいろ資料を物色してみようと思う。