仰角をマップで調べる

Home » Articles » 仰角をマップで調べる, published: 2019-06-09 (updated: 2019-06-19)

防衛省によると、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画をめぐり、山の仰角を計算する際にグーグルアースの「高さ」と「距離」の縮尺が異なっていることに気付かず定規で測り、三角関数を用いて計算したとのこと。
正しくは約4度のところ、Google Earth の高さを強調した表現のまま測って約15度としてしまったそうだ。

仰角は、アークタンジェント*(垂直距離÷水平距離)で求められる。
Javascript では先ず Math.atan(n) でラジアンを出す。そして角度は、ラジアン/(Math.PI / 180) で弾き出す。

  1. 配備候補地である「石油備蓄基地」ラベルの少し北あたりをクリックする
  2. 次に「本山」(標高715mの三角点)をクリックする

たとえば山中湖北畔から富士山頂を仰ぎ見たら約11度、河童橋から奥穂高岳を仰ぎ見たら約20度と出る。
この程度の簡易なツールでも、目安を得ることはできる。防衛省は、怠慢の誹りをまぬかれない。