Japonyol » ブログ » 都道府県別軽二輪車と小型二輪車の新車販売台数

都道府県別軽二輪車と小型二輪車の新車販売台数

公開日: 2026年6月14日

一般社団法人全国軽自動車協会連合会に 2025年累計軽・小型二輪車県別新車販売台数のデータ がある。
軽二輪車とは排気量 126~250 cc、小型二輪車とは 250 cc 超のバイクのこと。軽二輪車の全国合計は 61,990 台、小型二輪車は 84,259 台、合わせて 146,249 台。
合算したものを図示してみる。全国平均 (3,112 台) より少ないのを寒色で示した

暖色となる地域が大都市圏などに限られ少ない。通年でバイクに乗ることができる温暖な地域ほど高いかというとそうでもない。気候のほかに生活文化的な側面もあるのだろう。50 cc 以下の狭義の原付のデータは含まないので、実用よりも趣味性が高いといえる。
なお国内メーカーの生産拠点は、ホンダが熊本、ヤマハとスズキは静岡、カワサキは兵庫。

バイクは自動車よりも時代の流れの影響をより大きく受けると思う。若い方々には信じがたいかもしれないが、昭和の時代の 50 cc 以下の原付は2サイクルエンジンで 7.2 馬力を出すものもあって、最高で 100 km / h を出す車種もあった (しかもカスタマイズするパーツも多く流通していたうえに、ヘルメットの着用義務さえもなかった)。2ストの 250 cc に至っては 45 ps も出ていた

Honda PCX 125

経産省「二輪車産業の概況」(PDF, p.2) によると、国内新⾞販売のピークは1982年の約330万台とのこと。
このころがブームの頂点で、今の50代後半以上の女性にも実は自動二輪免許の保持者がとても多い。交通事故による死者数も多かった (私の周囲にも亡くなった人がいたし、私自身もあやうく死にかけたことがある)。
昭和の終わりころ 50 cc 以下の原付はリミッターの装着が義務付けられ物理的に 30 km / h 以上のスピードが出せないようになり、ヘルメット着用も義務化された。

あの時代には「クルマ文化」や「バイク文化」といったものが色濃くあった。クルマもバイクも暴走しがちな文化があった。
現在は、安全運転の文化がつくづく浸透したものだなぁと思う。物理的にもスピードが出なくなり、安全装備は飛躍的に進歩し普及した。
だが母数が激減しているから単価も高くなっている。

上掲の写真はホンダ PCX 125 (これは原付二種)、これは良いバイクだったが、MT車に較べると退屈ではあった。SR 400 にすべきだったが、バイクにはもう乗らない (ノスタルジーで書いたわけではない)。
都道府県別の乗用車保有台数 も参照を。

余談

押し入れから1998年の雑誌が出土した。表紙がサモラノとマルディニ (今ではチリもイタリアも没落)、お値段は800ペソとある

El Grafico, 1998, Chile

私にとってサッカーは1998年ワールドカップフランス大会で終わった。今のW杯はエンタメのコンテンツだと思う (ノスタルジーで書いたわけではない)。