ヤビツとヤハズ、矢櫃と矢筈

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published: 2022-01-31, updated: 2022-01-31 by Campo Salado

丹沢の大山登山口である秦野市のヤビツ峠は、なぜか片仮名

ヤビツ峠

「やびつ」は矢櫃、矢を納めるためのおひつ=箱。かたや「やはず」は矢筈、矢の刺さるほうではなく尻に付く羽根様のもの、あるいは掛け軸を高所に掛けるための道具。若い方々にはピンと来ないと思う。
地図を読んでいると、地名や山岳などの名として各地に点在しており、またかという感じで遭遇する。
ヤビツを赤、ヤハズを青で示した。

地理院の地形図に記号は付されていないが北海道厚沢部町に POI 矢櫃温泉 がある。硫黄泉の秘湯らしい。
関東地方には POI ヤビツ峠 しかない。馴染みがなかったからカタカナなのか? 一方で天草にはヤハズの山が4つもある。

武器にまつわる字なので畿内に多くてもよさそうな気もしたが、レアだ。そんな単純なものではないらしい。
シンボリックな解釈もあるようだが、アレなので、ここでは深入りしない。

なお参謀本部昭和4年測図2万5千分の1「大山」Stanford Digital Repository を見ると、当時のヤビツ峠は現在より南西に約 350 m、今は送電鉄塔が立っている鞍部を指している。

昭和4年ヤビツ峠

余談。
Face to Face では穏やかな人物でも、SNS では Warlike Person に豹変したりするらしい。
ネットは人格の脆弱性を可視化するフィルターにもなりますねぇ。

Communication Breakdown, it's always the same...

リッター 164 円もするので満タンにはしない。10 リッターで酒より高いのは腹立たしい。オレもガソリンが要るんだ

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