丹沢の大山登山口である秦野市のヤビツ峠は、なぜか片仮名
「やびつ」は矢櫃、矢を納めるためのおひつ=箱。かたや「やはず」は矢筈、矢の刺さるほうではなく尻に付く羽根様のもの、あるいは掛け軸を高所に掛けるための道具。若い方々にはピンと来ないと思う。
地図を読んでいると、地名や山岳などの名として各地に点在しており、またかという感じで遭遇する。
ヤビツを赤、ヤハズを青で示した。
地理院の地形図に記号は付されていないが北海道厚沢部町に がある。硫黄泉の秘湯らしい。
関東地方には しかない。馴染みがなかったからカタカナなのか? 一方で天草にはヤハズの山が4つもある。
武器にまつわる字なので畿内に多くてもよさそうな気もしたが、レアだ。そんな単純なものではないらしい。
シンボリックな解釈もあるようだが、アレなので、ここでは深入りしない。
なお参謀本部昭和4年測図2万5千分の1「大山」Stanford Digital Repository を見ると、当時のヤビツ峠は現在より南西に約 350 m、今は送電鉄塔が立っている鞍部を指している。
余談。
Face to Face では穏やかな人物でも、SNS では Warlike Person に豹変したりするらしい。
ネットは人格の脆弱性を可視化するフィルターにもなりますねぇ。
♪ Communication Breakdown, it's always the same...
リッター 164 円もするので満タンにはしない。10 リッターで酒より高いのは腹立たしい。オレもガソリンが要るんだ