開聞岳の周辺をストリートビューで見ていたら、奇妙な岩峰が目についた。「竹山」というらしい。
国土地理院などで調べたら「火山岩頸」という
噴火の際の火道(パイプ)に詰まる溶岩栓が周りより堅く、侵食から取り残され地表より突き出ているもの
錦江湾の北部にもあるとのこと。昭和7年修正測図25000分の1「重富」と「加治木」から各々一部、現状と比較
は、なぜか昔よりも標高点の値が5mあまり下がっている。
と
は採石のため山容が変わっている。
まるで置いて並べたかのように、この三者は直線上に揃っている。少し南にズレて 、これらが岩頸とのこと。
地質図では、いずれも第四紀火成岩(安山岩・玄武岩質安山岩 溶岩・火砕岩)となっている。
桜島や霧島はもとより米丸や青敷といった大物と比べたら地味だが、岩頸というのは興味深い。なお 。
鹿児島は一度しか訪れたことがないし、焼酎を呑みに行きたいとも思うが、元々福岡県人である(しかし九州新幹線を知らぬ)私にとって鹿児島は、心理的な距離感がベラボーに遠い。