等々力球場の建て替え

Home » Blog » 等々力球場の建て替え, published: 2013-03-27 (updated: 2018-08-26)

昨日の朝日新聞(横浜版)に以下の記事

川崎市は25日、老朽化した等々力球場を新球場に建て替えると発表...
センター122メートル、両翼100メートルの県内最大級の球場になる...
「外野の守備時にまぶしい」という声を受け、本塁の位置を北東側にする...

外野の守備を優先? これは、まったく筋違いの誤り。公認野球規則 1.04 には

本塁から投手板を経て二塁に向かう線は、東北東に向かっていることを理想とする

It is desirable that the line from home base through the pitchers plate to second base shall run East-Northeast.

これは、打者が投球を見やすいように、という配慮に拠るもので、本来的にベースボールのルールは打者優先になっている。
だが、川崎市の方針は、まったくこれを無視している。
本塁の位置を北東側にすると、今度は打者に西日が当たって「陽射しがまぶしい」という苦情が出るに決まっている。
バックネット裏のメインスタンドだって、きっと「観戦時にまぶしい」はずだ。
打者がサングラスをかけて打席に立てばよい、という問題ではない。投球が見づらいのは危険すぎる。>昨年の記事参照

近年、日本では「野球」がガラパゴス化しないよう国際化の方向に進んでいる。ルール面や運営面でもメジャーに倣っている。
それなのに、行政が管轄する球場は結局こうなるのか。
川崎市によると、学識者やスポーツ関係者、地域の代表者等で構成する「等々力緑地再編整備検討委員会」を設置し検討を進めてきたというが、軽率すぎる気がする。

Todoroki
川崎市:等々力硬式野球場整備計画(平成25年3月策定)より

ほかに意見する人がいなかったのだろうか。

※追記 新球場は2018年に完成し、収容人員は4,000人から9,300人に増えるとのこと。