野球場の方角

Home » Articles » 野球場の方角, published: 2019-09-02 (updated: 2019-09-02)

公認野球規則には次のように記してある。

1.04 本塁から投手板を経て二塁に向かう線は、東北東に向かっていることを理想とする
It is desirable that the line from home base through the pitchers plate to second base shall run East-Northeast.

これは、打者が投球を見やすいように、という配慮に拠るもの。夕方の陽射しが目に入ると打てないから。もともとベースボールのルールは打者に有利になっている、と以前書いた
観客席はバックネット裏がメインだから「観客にとっての見やすさ」も関係しているかもしれない。ちなみに、球審は本塁をブラシで掃除する際「バックネット裏に尻を向けてはならない」という不文律がある(ピッチャーに尻を向ける)。

おもな球場の方角を見てみる。大リーグでは、概ね上記規定が考慮されている模様。
一方、日本では、打者よりも外野手の守備に配慮した球場が少なくないようだ。相模原や藤崎台で、打者や球審は、日没近い時間帯の投球が見づらいのではないか?
甲子園などは、駅へのアクセスが優先されているのかもしれない。

1.02 各チームは、相手チームより多くの得点を記録して、勝つことを目的とする
The objective of each team is to win by scoring more runs than the opponent.

この野球本来の(攻撃的な)目的からすると、やはり東北東の方向が良い気がする。

(※2012年7月9日の記事を再録)