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外国人旅行者に:東京の地下鉄路線図

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日本人の地図を読む能力というのは、世界的に見ても極めて優れていると私は考えている。学校教育の効果というより、日常生活の中に染み着いている。この点、おおよその外国では日本ほど緻密にマップを読み取る習慣に乏しい。行動の様式や空間の認識方法は、民族によって差異がある。
東京オリンピックが開催されるにあたって外国人旅行者に優しい案内を・・・という動きがあちこちで始まっているが、『Lonely Planet』を引き合いに出すまでもなく、たいていの外国人にとってマップの精密さは、さほど重要でない。
特にドイツの人々などは、地図に依存せず現場の応用と行動で完結しようとするフシがある(と私は思う)。
路線図」を2006年4月にグーグルマップAPIで作ったが、元々は外国人旅行者向けであった。原点に還れば、この程度でも構わないかも。
※JR東日本も、首都圏エリアの駅をナンバリングすると4月6日に発表した。

小熊秀雄の詩「地下鉄」

昼でも暗い中を走らねばならない
お前不幸な都会の旅人よ
地下鉄を走るとき爽快な風が吹く
でも少しも嬉しくない
政治といふ大きな奴の肛門の中を走るやうだから
地下鉄はつまり多少臭いところだ

JRや郊外の私鉄に比べ、地下鉄には鉄分が高めの人々が相対的に少ないが、原因はこのあたりにあるのかもしれない。
外国人旅行者に日本を知ってもらうには、やはり地上で景色や生活臭を感じながら移動してもらうのが一番良いと思う。

余談。娘が大学入学に先立ち運転免許を取得した。鉄道文化の首都圏で暮らしているうちはさほど重宝しないが、自動車文化の地方都市で将来暮らす可能性がないわけではないので、取らせた。
AT限定とはいえ娘はストレートで合格。オヤジの私はというと、学科で一度落ちたという暗い過去がある。