気象庁のアメダス観測地点は、いま現在1323か所ある。そのうち雪のデータを観測しているのは300あまり。
気象庁から配信されているCSVデータの中から「現在の積雪」を、php を介して javascript でマップに表示する。
1年ほど前に「アメダス24時間降雪量をマップに表示」というのをやったが、今回は「降雪量」ではなく「積雪の深さ」を示す。
ただし、各々のアメダス観測地点の立地条件(標高、谷か丘か、それらの北面か南面なのか、など)を勘案しないといけない。この「勘案」が難しいのだが。なお、データ欠測または値が 0 の地点は表示しない。
私の故郷である福岡は、着地して直ちに融けるような湿気を含むベチャベチャの雪が降ることが多い。よって滅多に積もらない(まれに20cmほど積もったことは記憶している)。いま住んでいる横浜のほうが積もりやすい気がする。
私には分からないのだが、実際に雪国にお住いの方々は「降雪量」と「積雪の深さ」のいずれを重視するのだろう? もっとも、市街地か農村部なのか山間部なのかによって、アンテナは違ってくるだろうけれど?
鈴木牧之は『北越雪譜』の中で次のように書いている。
雪国の難儀暖地の人おもひはかるべし
これがなかなか難しい。現代人のわれわれはなおさら。軽装備で雪国へ突撃してしまう人が後を絶たない。
なお私は、タイヤチェーンの巻き方も忘れているので、雪が降ったら行動しない(できない)。
こちらも参照=アメダス一覧マップ(気温、降水量)