ことし令和6年1月から5月の犯罪統計、刑法犯の認知件数を都道府県別で地図に示してみる。データ出典は政府統計の総合窓口 (6月14日発表分)。
全国総数は 288,515 件で前年同期比 6.2 % 増、ワースト3は順に東京都、大阪府、愛知県。タップまたはクリックを
検挙率 (検挙件数を認知件数で割ったもの) は全国平均 37.6 % で微増とのこと。もっとも低いのが茨城県、次いで大阪府、埼玉県。
大阪府警や神奈川県警よりも上を、いや下を行くのが茨城県警とは意外。刑法犯の4分の3を検挙できないというのはいかがなものか。
逆に鳥取県警は4分の3を検挙している。もっとも、警察だけが捜査機関ではないけれども
しかし検挙率が高いのが良い警察、とは一概に言えないだろう。統計数字は悪くなくても鹿児島県警の問題はかなり根が深そう。
娑婆で自由なアオバズクのつがい © 兄氏
雛を守るため哨戒にあたり防犯に努めているのだから偉い。
人間社会でも監視を強化すれば犯罪はなくなる、という考え方がある。実際にそういう傾向の国家もある。
だがそれが社会や人にとって幸福なのかというと、それはまた別の話だと思う。