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環流丘陵

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  1. 河川が穿入蛇行
  2. その蛇行の首の部分で切断
  3. 水流がショートカットされた流路を通るようになる
  4. 旧流路と新流路の谷によって孤立丘陵となった、かつての蛇行山脚を指す

つまり河川が蛇行・浸食する過程でつくられた「削り残し丘陵」のことだ。

秋保長袋宮宿本合海赤松袋原真木女平養老川中流愛川町田代渋海川流域渡島大間西山平飯岡丘陵弓削(i)弓削(ii)萱野漆野大沢三方里山小森地形(i)小森地形(ii)小森地形(iii)本郷養老谷吉井中谷井倉津浪後谷神田長穂西松室

福島県の袋原と真木は、阿賀川のショートカットが近代のものであることが、古い地図から分かる。
次の画像は25000分の1地形図(参謀本部、明治43年測図・昭和6年修正測図。出典=Stanford University Libraries)

昭和初期の喜多方市と会津坂下町周辺の地図

逆に、静岡市の西山平などは、河床との高度差からして相当に太古のものと想像できる。
京都府南丹市萱野の物件は判りにくい。同市内の胡麻川に沿って残る丸山のほうが認識しやすい。
兵庫県の三方里山は、人為的に削られている。
和歌山県田辺市の丹生川沿いには「小森」地籍が3ヶ所あり、いずれも環流丘陵とのこと。
岡山県新見市井倉付近は、たいへん複雑な地形になっている。南西にある、東西17.8km・南北12kmのカルスト台地(阿哲台)の浸食は鋭利に深く、窪地も多いうえ、石灰の開削でデコボコ。一見しただけでは環流丘陵と思えない。

出典:日本の典型地形について 4.河川の作用による地形(国土地理院)

余談。春の選抜高校野球、優勝した大阪桐蔭は野球部の選手も上手いがブラスバンドも上手い。
昭和50年代ころは東の習志野と常総学園、西の智辯と天理が有名で、レパートリーも「セント・ポール」や天理の「ワッショイ」、「ファンファーレ」あたりが横並びで演奏されていた(野球部と同様、画一的・没個性であった)。

昨今は「アフリカン・シンフォニー」や「エル・クンバンチェロ」がスタンダードだが、流行曲もたくさん聴かせるので楽しい。保守傾向に過ぎる高野連とは対照的。
一方で、大阪桐蔭の「ウィリアム・テル」は、古典なのに新鮮だった。