刑務所といえば、昭和の人間なので映画『網走番外地』が真っ先に浮かぶ
いま現在、国内にはどのくらいあるのだろうと調べてみたら、医療刑務所を含め72箇所のようだ。
が日本最大らしい。
と
が交通刑務所とのこと。
現在47都道府県のうち奈良県だけ刑務所が存在していないらしい(奈良市にあるのは拘置支所)。また栃木県の黒羽刑務所が2022年3月に廃止予定とのこと。
「あなたにおススメの刑務所はこちら!」といってガチャを回そうかとも思ったが、女子収容施設もあるし不謹慎すぎるのでやめた。
現在、入管の非人道的あるいは人権を無視した行為が問題になっているが、刑務所については昔からいろいろと問題が露見していたように思う。私はお世話になったことがない(その予定もない)ので分からないが、今なお内部ではいろいろ起こっているのだろう。
官報「行旅死亡人」の欄なども遠い世界の話ではなく足下の世界の話であり、すぐ近隣にあるという想像力は必要だと思う。社会の一構成員であるのは同じなので、明日は我が身。
吉行淳之介『贋食物誌』は山藤章二画伯のイラストもまた愉快なのだが
先代(四代目)の逸話。せちがらい現在だと、こういう可笑しさは通じないだろう。私が受刑者なら笑うけれども。
刑務所は衣食住が完備らしい。オー・ヘンリー著『警官と賛美歌』のソーピーが、これからの日本にたくさん現れるかもしれない。