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人口の性比

公開日: 2014年2月11日

性比とは、女性100人に対する男性の割合を指す。
一般に、自然の摂理で、相対的に生命力が弱い男性のほうが、女性よりわずかに多く生まれる。世界の性比はおよそ102といわれ、先進国は女性が多く、途上国は男性が多い傾向にある。

平成26年1月1日現在、日本の男性人口は6186万人、女性が6536万人、性比は94.6。
うち神奈川県の人口(平成22年国勢調査の確定数を基礎として推計されたもの)は、9,083,839 人。男性が4,544,069人、女性が4,539,770人。男性のほうがわずかに多く性比は100を超える。
地図に表現してみる。寒色系の自治体は男性超過、暖色系の自治体は女性のほうが多い。

とくに男性超過が目立つのは川崎区(性比 113.6)、横浜市中区(同 110.8)だが、これは就労に因るものと想像がつく。しかし清川村については、不思議に思われる。特別な要因があるのだろうか。
反対に、女性の割合が高いのは湯河原町(同 85.3)、真鶴町(同 87.7)、逗子市(同 88.9)、鎌倉市(同 88.9)、葉山町(同 89.0)など。これまた特別な要因があるのだろうか(魚をよく食べると女の子が・・・といった話は聞いたことがあるが、真偽は知らん)。

これをさらに世代別に分析すれば、いろいろな事実が把握できるのだろう。

ついでに、神奈川の人口密度(1 km² 当たり)は、3,760人なのだそうだ。