資源エネルギー庁の石油製品価格調査 石油製品小売市況調査 (都道府県別) から2024年1月15日時点のレギュラーガソリン税込価格
全国平均はリッターあたり 175.3 円だが、けっこうな差がある。もっとも高い長野県と、もっとも安い徳島県の差は 17.1 円。元売りからの距離的な輸送コストとか競争とか、さまざまな要因あるいはオトナの事情が絡むのだろう。長崎県や鹿児島県などは離島も多いし。
私が1月8日に横浜市内の某セルフスタンドで給油したときはリッター 163 円だった。神奈川県1月9日の平均値 172.2 円とは開きがある。同じ県内でも地域差があるのだろう。
私のような年間 3,000 km 程度しか走らないドライバーはともかく、運輸や輸送の事業者にとってはやはり負担が大きいと思う。
価格上昇それ自体が悪いとは思わない。利益や所得が上昇しない構造こそが問題ではなかろうか。
橋脚と橋桁の間に挟まるゴムのような免震構造物をよく見かける
上の写真は保土ヶ谷バイパスの例だが、土木技術者である息子氏によると「支承」というそうだ。私のようなシロウトが見てもその防災上の重要性に疑いはない。
昨年9月16日に能越自動車道の輪島道路 (E41) のと里山空港IC~のと三井IC間が延伸開通したが、その先の輪島市中心部への2期工事も事業中 (国土交通省北陸地方整備局 金沢河川国道事務所)。しかし今般の災害で設計変更を余儀なくされるのかもしれない。
国土地理院の空撮画像を見ると鷹ノ巣山の北側斜面、地すべり地形のさらに上部が尾根ごと大規模に滑落崩壊しており、市ノ瀬町の鷹ノ巣山1号トンネル (仮称) 北坑口付近が厳しい状況になっている。詳細な平面図や縦断面図は見当たらないのだが、猿谷左岸の北坑口と高架橋の予定地も埋もれたのではないか (まだ掘削には着手していないと思うけれど)
地殻変動によって既設の構造物なども水平垂直方向にズレただろうと思う。
半島部はとりわけ動線が重要なので、頑丈で安全な道路を建設していただきたいものだ。予算配分や施工を優先されてもよいのでは?
燃料価格も大事だが、クルマにとっては初めに道ありき。土木を Civil Engineering とはよくいったもの。