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岩手、富山と岐阜の温泉

公開日: 2021年3月2日

データが存在しないなら自己完結してしまえ。目を皿のように、いや、目を温泉記号のようにする巣ごもりシリーズ第 n 弾

岩手

岩手県、北上山地の一帯は温泉が出ないことで昔から有名なのだそうだ。
チェックを繰り返したが、本当に、東側には温泉がない。2000m ほど Boring したら出た、という話はある。

岩手県北上山地に温泉が乏しい件

富山

扇状地だらけの富山県。扇頂周辺には温泉が散見される。
立山には「みくりが池温泉」の注記はあるものの、温泉記号 ♨ がなく、噴火口・噴気口だけ。古い5万図には、あるのだが。
大正元年測図昭和5年修正「立山」内務省、Stanford Repository から

大正元年測図昭和5年修正「立山」内務省、Stanford Repository

岐阜

岐阜県、あるところにはあるが、ないとことろにはない(あたりまえだ)。
御嶽山の西麓にある濁河温泉、アプローチがべらぼうに遠い。オフロードバイクで苦労して到達した記憶がある。

岩手、富山と岐阜の「温泉記号」全件はこちらから:地形図の温泉記号一覧マップ

温泉が多い県は、あらかた済んだ。残るは少数派の都府県。
環境省の資料「平成30年度温泉利用状況」によると、源泉数がもっとも少ないのは沖縄県で17、自噴の利用源泉数がもっとも少ないのが香川県で0、となっている。

余談。好天だった週末、神奈川県 町田市から南アルプス北岳が見えた。