青森と山形の温泉

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公開日:2021-02-27 更新日:2021-04-15

目を皿のようにして温泉記号を探しますシリーズ、青森県と山形県を追加。
板柳町から鶴田町にかけて

  • 夕顔関
  • 牡丹森
  • 狐森
  • 胡桃舘
  • 鶴泊
  • 菖蒲川

といった、詩的で風情のある地名が連なっていることに気づいた。近代のキラキラ命名ではなく、昔から、そうなっている。
自然と共に生きてきた風土の自負が、うかがえる気がする。大正14年2万5千分の1「板柳」Stanford Repository から

大正14年2万5千分の1「板柳」

青森は三沢しか訪れたことがないのだが、きっと美しいところだろう。

十和田湖の周辺は温泉が希少だが、地質図で見ると岩相が「デイサイト・流紋岩 大規模火砕流」となっている。厚いのだろうか?
地質と温泉、地形と温泉、といった研究はヤマほどあるだろうことは想像に難くないが、私は専門家ではないので「門前の小僧」として深入りはしない。

十和田湖周辺地質図

山形県には残念ながらまだ行ったことがないのだが、個人的にもっとも興味をそそられるのが米沢市。
自然でも文化でも土木でも、期待を裏切らない「何か」が必ずある市だが、温泉もまた、容易に接近を許さない感じの物件がある。
新潟北部と山形の境界付近は、温泉の空白地帯になっている。

中国は四川省、ミニヤコンカ氷河の直下にあった露天風呂に入ったことがある。
厳冬期のため私ひとり貸切状態だった。湯舟の縁が階段で、湯が白濁している。その階段をいくつ下りても、底がない。
いたって心理的なものだが、底が見えないのと得体が知れないのは、ひとえに恐怖である。怖くて潜ることもしなかった。野趣あふれすぎの温泉だった(ちょうど30年前のこと)。

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