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野付半島の砂嘴

公開日: 2019年6月3日

日本最大の分岐砂嘴という野付半島。

付近の海食崖付近で生産された砂礫や流入河川が運搬した砂礫が、沿岸流と波の作用によって運ばれて作られる
(国土地理院「日本の典型地形について」)

大正13(1924)年の5万分の1地形図「野付崎」(Stanford Digital Repository)の一部を重ねて見る。

透過:  

1960年代の航空写真は、どちらかといえば古い地形図に近い。現行の地形図では「トド原」の滅失が著しい。
南から湾内へ入る潮流の攻撃部に相当するのだろうか? 水理の知識がないのでよく分からない。
人工的な変化は、灯台と道道950号線・野付風蓮公園線が出来ているくらい。100年弱の短いスパンで、自然が地図をこれだけ変えるところは、あんまりないのだろうか?