金欲し付合とユーモア

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公開日:2021-07-02 更新日:2021-07-02
♪川の流れのように~

有名な俳句のあとに「それにつけても カネの欲しさよ」を続ける江戸時代の遊びを「金欲し付合」という。
昭和の時代に、吉行淳之介がエッセイの中で紹介していた。

(例)菜の花や 月は東に 日は西に それにつけても カネの欲しさよ
(例)閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声 それにつけても カネの欲しさよ
(例)柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 それにつけても カネの欲しさよ

日々の暮らしの情景、わびさびの機微を、人間の欲望が一挙に破壊する感じで素敵。

子供のころ、時代劇『大江戸捜査網』をよく見た。
死して屍(しかばね)拾う者なし」というコピーは、恰好よかった。これも俳句のあとにつけたら愉快ですよね?

(例)古池や 蛙飛びこむ 水の音 死して屍 拾う者なし
(例)やせ蛙 負けるな一茶 これにあり 死して屍 拾う者なし
(例)旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る 死して屍 拾う者なし

虚無というか無情というか、冷酷なゴルゴっぽさが出て、破壊力は「カネの欲しさよ」を上回る気がする。
令和の現代にマッチしているかもしれない。シャレにならないといえば洒落にならないかもしれない。

秋山真之の狂歌

雪の日に 北の窓開け シシすれば あまりの寒さに ちんこちぢまる

大田南畝、辞世の狂歌

今までは 人のことだと 思ふたに 俺が死ぬとは こいつはたまらん

ユーモアって、いいですよね。今のこんな時代こそ、ユーモアを。

いちおう何かしら地図は載せておこうか

シン神奈川

町田市民の皆様に、お詫び申し上げます。

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