朝日新聞や読売新聞などの記事によれば、JR北海道が赤字縮小に向け来春のダイヤ改定に合わせ駅の廃止を検討しているとのことなので、地図で整理。
駅は、1日の乗降客が1人以下で沿線自治体に廃止の打診を始めた46駅を黄色。すでに廃止が決定されているものを赤色で示した。
また1km当たりの1日平均輸送人員500人未満の路線(区間)は橙色、廃止決定または不通区間等の線は赤色で描画した。
全435駅のうち、1日の乗降客が1人以下は51駅(12%)にのぼる。これは相当なものだ。
過疎と札幌への一点集中が進むばかりか。
※NHKによれば、函館線の北豊津駅と蕨岱駅も廃止の方針とのこと。
※12月20日追記: JR北海道は2017年3月4日をもって以下の10駅を廃止すると発表
千歳線・美々駅、根室線・島ノ下駅、根室線・稲士別駅、根室線・上厚内駅、釧網線・五十石駅、函館線・東山駅、函館線・姫川駅、函館線・桂川駅、函館線・北豊津駅、函館線・蕨岱駅
一方で「シベリア鉄道、北海道まで延伸を」という報道もあるが、これはどう考えても現実味が薄すぎる。