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国外運転免許証が有効なジュネーヴ条約締約国のマップ

公開: 2023年01月29日
更新: 2023年10月06日

四半世紀も前の古い国際運転免許証が妻氏によって保管されていた。我ながら怪しい運び屋みたいである

国際運転免許証

55の今はもっと怪しく、マスクをしたオッサンは不審で怖いことだろうが、まだ神奈川県警から職務質問を受けたことはない。

上掲の免許に Sceau ou cachet de l'autorité がふたつ。いちど失効して再取得したようだが我ながらよく覚えていない。

まぎらわしいが、道路交通法の定義では日本の公安委員会が発行する運転免許証を元に発行されるものを「国外運転免許証」と、外国の運転免許証を元に発行されるものを「国際運転免許証」と区別している。
この国外運転免許証を取得すれば、道路交通に関する条約(1949年のジュネーヴ条約)加盟国で運転できる。これもまぎらわしいが、国際人道法の通称ジュネーヴ条約とはまったく別のもの。

日本以外の加盟国と地域を示すマップ(2023年1月現在)※ズームしないと香港やマカオには気づけません

ドイツ、スイスやブラジルといった国々はこの条約に加わっておらず、1968年のウィーン道路交通条約に加盟している。しかし日本人の場合、ドイツでは入国後6か月間、スイスでは12か月間までは一定の要件の下に日本の免許で運転できるらしい。二国間の取り極めというやつだ。逆もまたしかり、いくつかの国の人は、要件を満たせば自国の免許により日本国内で運転できるようだ(警視庁による例示)。
長く住むならその国の免許を取得すれば良いだけのこと。

おまけに1990年発行の古いパスポートも出てきたのだが、当時は身長の記載欄もあった。偽造防止のためだったのか、行旅死亡人となった場合のためだったのか、理由は知らない

パスポート

170 cm と申告しているが若さゆえの見栄を張っており、実際の私は数ミリ足りない。
そんな見栄を張るような局面がない現在では正直に 169 と白状している。

私はチリでしか運転したことがないが、左ハンドル右側通行にはすぐ慣れたように記憶している。しかしながら帰国後にウインカーとワイパーをよく間違えた。身体に(指に)動きが染み付いていたのだろう。

関係ないが、むかし中国で乗ったマイクロバスが山の中でエンジントラブルを起こして走れなくなったことがある。すると運転手はシリンダーヘッドをはずし、ゴム製の足元マットをチョキチョキ切って割れたパッキンの代用とした。驚いたことに、それで走り出した。
キャブレターと空冷エンジンという昔の機構ならではの緊急避難だが、現在の高度に電子化された水冷エンジンでは無理な芸当だ。
またパラグアイでは義弟が運転するエタノール車に同乗させてもらったことがあるが排気ガスは独特の匂いがした。
世界は広い。

世界は広いので「はじめにライセンスありき」ではなく、免許がなくても運転できる人はいるし、運転する人がいる。カネで免許を買えるといわれる国もあったし、きっと今もあるだろう。だから日本を基準に考えてはいけないし、外国であれ国内であれ他人やその土地を見下したり嗤ったりするのはもっといけない。

余談。
些細でも対人の会話と礼節は大切だと思っているので、コンビニでバイトする高校生の方に対しても私は徹底して敬語を使う。
先だって某レストランに入ったら、ネコの顔をした運び屋というか配膳ロボットが来た。これじゃハナシになりませんニャ~
もちろん、それも経営だと分かっているし、コミュニケーションを好まない方々にも善いことだとは分かっている。
けれど私は人間が好きなので、ある意味で淋しい時代がやって来ているのだなぁと思ったラジよ。

ネットの時代ゆえ、読むにしても書くにしても言うにしても、文章力、読解力や発言力がある人が強いと思う。しかし、それには思慮という基礎がなければ危ういのではないかなぁ? AI に洞察や思いやりが備わることはないでしょう。
と言いつつ、感動する能力が衰えると理屈っぽくなるなぁ、と反省している。ごめんなさい。

上記のマップに示した国外運転免許証が使える国や地域の一覧は以下のとおり(2023年1月現在)

アイスランド、アイルランド、アメリカ合衆国、アラブ首長国連邦、アルジェリア、アルゼンチン、アルバニア、イスラエル、イタリア、インド、ウガンダ、エクアドル、エジプト、エストニア、オランダ、オーストラリア、オーストリア、カナダ、カンボジア、ガーナ、キプロス、キューバ、ギリシャ、キルギス、グアテマラ、クロアチア、コンゴ、コンゴ民主共和国、コートジボワール、サンマリノ、シエラレオネ、ジャマイカ、ジョージア、シリア、シンガポール、ジンバブエ、スウェーデン、スペイン、スリランカ、スロバキア、スロベニア、セネガル、セルビア、タイ、チェコ、チュニジア、チリ、デンマーク、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、トルコ、トーゴ、ナイジェリア、ナミビア、ニジェール、ニュージーランド、ノルウェー、ハイチ、バチカン、パプアニューギニア、パラグアイ、バルバドス、ハンガリー、バングラデシュ、フィジー、フィリピン、フィンランド、フランス、ブルガリア、ブルキナファソ、ブルネイ、ベナン、ベネズエラ、ベルギー、ペルー、ボツワナ、ポルトガル、ポーランド、マダガスカル、マラウイ、マリ、マルタ、マレーシア、モナコ、モロッコ、モンテネグロ、ヨルダン、ラオス、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルワンダ、ルーマニア、レソト、レバノン、ロシア、英国、大韓民国、中央アフリカ共和国、南アフリカ

アメリカ合衆国の海外領土(グアム、プエルトリコ等)、アルバ、ガーンジー、キュラソー島、ケイマン諸島、ジブラルタル、ジャージー、シント・マールテン、フランスの海外領土(フランス領ポリネシア等)、マカオ、マン島、香港

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