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静岡県浜松市の行政区再編など

公開日: 2023年6月22日

2024年1月1日、浜松市の行政区が7区から3区に変わるとのこと。
現在の中区、東区、西区と南区が「中央区」に、北区と浜北区が「浜名区」に再編。
ただし 行政区の再編について によると、北区の三方原地区 (初生町、三方原町、東三方町、豊岡町、三幸町、大原町、根洗町) は中央区へ編入されるとのこと。広大な天竜区だけは変わらないが、人口わずか 25,856 と過疎が進んでいる。
次の地図に表示する区別人口は 浜松市の住民基本台帳 による2023年6月1日現在のもの。総数は 790,402 人。

浜松市:

浜松市地図情報サイト の地番図にしたがい、三方原地区の境界線をトレースした (厳密精確なものではない)。
また各ポリゴンの面積を Turf.js で弾き出したうえで人口密度を計算しているので、公式に発表されている数値と若干の差異がある。
こんなことをしなくても国土数値情報の行政区域データが来年には更新されるだろうが。

* フタを開けてみたら浜名区と天竜区の境界線も少し変わっていたので修正した (2024年1月)。

急速に進行する人口減少や少子高齢化に対応する体制に変えていく、ということらしい。政令指定都市となって7つの行政区を設置したのが2007年4月1日とのことなので、動きが速い。歴史の古い政令指定都市にはマネできないかもしれない。
マイナンバーカード問題が喧しいこともあり移行の行政手続きは大変だろうと思う。天竜区のインフラ維持も大変だろうと思う。
岐阜県高山市のような広大な面積を有する自治体は、物理的な負荷が大きいだろう。富山県舟橋村のような超コンパクト自治体は、負荷もミニマムで済むのだろう。
平成の大合併が始まってから約四半世紀、令和の再編が各地で起きてもおかしくないか。

余談。鎌倉は明月院の紫陽花

明月院のアジサイ

鎌倉名物やぐら。凝灰岩をくり抜いた洞窟墳墓

洞窟墳墓

仏涅槃図の一部

仏涅槃図の一部

横浜市ならば9%以上の勾配でOリングの真空コンクリート舗装が見られるが、円覚寺の境内はさほど急でもない。
なお9%というのは上高地に通じていた旧釜トンネルの勾配に等しい

真空コンクリート舗装

北鎌倉駅に近いこともあり、四方八方からいろんな外国語が聞こえてきた。