さきごろ開業した北陸新幹線の新北陸トンネルを次のマップに赤い線で描画している。国土地理院地図をトレースしたもの。
とくに南部で Google Maps の描画とはズレている
以前から Google Maps はトンネルの描画が雑なのだが、新幹線トンネル南坑口の近くで北陸自動車道の越坂トンネルと交錯する描画となっている。安直に直線で描いてある。いくら土被りに相違があるとはいえ都市の地下じゃあるまいし、そんなクロスする線形で設計されるとは到底思えない。
Google Maps の最大の売りは POI (Point of Interest) にあると思うが、それがユーザーレベルで書き込むことができるという「ひとのフンドシで相撲をとる」状況になっているのが問題。
この POI の問題とならんで描画も改善の余地があると思うのだが、きっと改善されないだろう。
ただし地理院タイルも、越前たけふ駅北側の新幹線と高速道路が交差する箇所などで、ズームレベル15以上は良いが14以下でレイヤが逆になるなど些細な瑕疵はある。実際は新幹線が上。
この線形などについては、北陸新幹線の金沢と敦賀間のルートを地図に描く で既にふれた。
なお Google Maps Javascript API では google.maps.Marker が2024年2月21日にサポート終了していた。v 3.56 からアラートが出る。
google.maps.marker.AdvancedMarkerElement に変更し、API を呼び出すときに &libraries=marker を加え、初期化コードに固有のマップ ID が必須となる。mapId を取得していない場合は "DEMO_MAP_ID" という文字列でも許容されるらしい。もっとも、v=3.55 のパラメータを加えるだけでとりあえず警告は消えるが。
なにやらユーザーを淘汰する意図もあるような気がしないでもない。持続可能 Sustainable とはいえないだろうし、Maps API はすっかり変わってしまった。
ついでにポータルとしてのヤフーも影響力を失って若い世代は (少なくとも20代半ばの娘氏と息子氏は) 見ていない。
インターネットの世界は進化しているのか退化しているのか微妙だが、そんな荒波の中で当サイト japonyol.net は19年目、実はサステナブル ()
町田市の薬師池公園、ちょっとごぶさたしていた間に西園ができていた。びゃく地形
妻氏が「ツクシ」と言った
私には気づけなかった見えなかったツクシが、妻氏には見えていた。
私自身は観察眼が鋭いほうだと自負しているのだが、それでも視点やセンサーが違えば、同じ風景でも人により見えるものは異なる。
以前も書いたが、これは示唆的で大切なこと。