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富士の側火山

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火山が噴火するというのは、イメージとして、てっぺんから溶岩や噴煙が吹き出すような先入観がある。富士山のようなキレイなコニーデ型だとなおさら。
さきにNHKがシミュレーションとして制作していたCGは、富士山が中腹から爆発するというもので、妙に新鮮な感じがした。
今回の御嶽は、山頂の南にある地獄谷と西稜線上の割れ目から噴火した。
実際のところ、富士山は過去に、主に北西から南東にかけて、いろいろなところから爆発している。マグマの通り道が枝分かれして横から噴火した「側火山」または「寄生火山」と呼ばれるとのこと。
グーグルマップに示してみる。

参考:静岡大学防災総合センター、国交省富士砂防事務所、内閣府防災情報(富士山の火山防災対策)など

  • 鳴沢村(富士山頂から北北西)に赤で示した長尾山などからの大規模な溶岩流で、剗(せ)の海が精進湖と西湖に分断されたのが864年の貞観(じょうがん)大噴火
  • 1707年に起きた宝永大噴火(現在の宝永山の西~南の3つの火口)も、記録に残る富士山噴火のうちで最大規模

ここ300年あまりはおとなしくしているということだけれども、箱根や伊豆東部も含め、おっかないといえば、おっかない。