国土交通省によると、道路トンネルの数は全国で約10,300箇所(出典)。
都道府県別では、大分県がもっとも多い。
鉄道トンネルの数は全国で3,649箇所(出典(8)線路建造物)。
いずれもたいへんな数だが、これらの中には重要文化財や登録文化財、土木学会の土木遺産に選定されている「価値の高いもの」が150件近く(ただし現役ではないものも)あるので、マップにプロット。
赤は重要文化財、橙は登録文化財。緑は土木遺産。
橋梁、ダムなどと並んでトンネルも好事家の方々が多いであろうことは想像に難くない。
また、地元の人しか使わない無名のトンネルでも、役に立つものはすべて価値がある。
これら構造物の営繕と養生には少なくないコストを要するし、縮小傾向にある国や自治体にとって難題。
以上、土木遺産一覧マップ、国宝と重要文化財一覧マップ、登録有形文化財建造物の一覧マップから隧道を抜き出した。