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阿蘇山のスケールと警戒範囲

公開日: 2021年10月21日

水曜日の気象庁いわく

jma20211020

2 km という空間認識が可能な人がいるだろうか?
土地勘のない旅行者では、まず無理だ(ましてや、あの広大な阿蘇で)。

いっそのこと、こんな概念図をリリースしてくれるほうが、より訴求力も高まるように思う。
住民や観光事業者等に配慮してリスクを回避しているのだろうが、最優先で回避すべきリスクはそっちじゃない。
そもそも「火口から何 km」という規矩が必要か否か? いつも疑問に思う。
屋上からの映像がよく使われる草千里の阿蘇火山博物館は火口から約 3,000 m あまりだが「あと 1 km 前進できる」などと考える人はいないだろう。風向きや周囲の地形を即座に認識できるような人も、きわめて限られるだろう。

余談。久しぶりに Chiste(スペイン語の小噺、ジョーク)を目にしてウケた。

¿Cómo te llamas?
Anastasia, pero llámame Ana, ¿y tú?
Catalina, pero llámame Cata... ¿y ella?
Penélope, pero no le gustan los apodos

【意訳】
「お名前は?」
「アナスタシアよ、でもアナって呼んでね。あなたは?」
「カタリーナよ、でもカタって呼んでね。で、彼女は?」
「ペネローペよ、でも彼女、あだ名は好きじゃないの」

オチが下品である。

首相となった岸田氏はスペイン語圏で「セニョール・キチーダ」と呼ばれるだろう。
もし河野氏だったら「セニョール・コ......ブファ」となるところだった。