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箱根のDEM

公開日: 2025年12月24日

航空レーザー測量成果、国土地理院の 1 m メッシュ (標高、DEM1A) から箱根駅伝5区の核心部。よくもまあ、ランナーはこんな坂道を駆け上がるものだ

地形図では認識しにくい浸食が DEM では分かりやすい。早川とその支川群が現在の箱根の地形を創造したのかと思ってしまう。
大涌谷 (1910年に死者6名の地すべり発生) と早雲地獄 (1953年に死者13名の地すべり発生) の砂防は相当なもの。
もはやいま以上に観光開発する空間的な余地はないように見える。

ごく小規模だが箱根火山の観測史上初めて大涌谷で噴火が起きたのは2015年の6月だった。次の写真は2018年8月に撮ったものだが、もっとも蒸気を出している蒸気井の右上の部分が2015年当時の火口。ぱっと見てそれとは分からない。きわめて示唆的かもしれない

大涌谷

金時山や駒ヶ岳の山頂に上がればカルデラ内部をある程度は俯瞰できるけれど、それで箱根の地形を理解したことには当然ならない。阿蘇のようにシンプルではないので箱根は素人にとってむずかしい。温泉地学研究所 に詳しいけれども。
いつかまた噴火するのかもしれない。

休日にクルマで箱根を訪れると渋滞に巻き込まれる公算が高い。エスケープする道も限られる。冬季は積雪も多い。あんがいトラップがあるので、クルマで行くなら春か秋の平日が良いように思う。

この時期、FM ヨコハマではクリスマスソングを次々に放り込んでくるが、個人的にはコレだけでよい

あるいは Cantate Domino だけで充分