四万十川流域の沈下橋

Home » Articles » 四万十川流域の沈下橋, published: 2020-01-22 (updated: 2020-01-31)

西日本には、大雨などで河川が増水したときに水没する「潜水橋」または「潜り橋」が各地にある。大分県や宮崎県などに多いといわれる。高知県、不入山(いらずやま)に源を発する四万十川の流域では「沈下橋」の呼称が一般的のようだ。

沈下橋には欄干がありません。これは洪水で橋が水中に没する(沈下する)ことを想定し、水の抵抗を受けにくくし、欄干があることで流木がひっかかり水の流れが悪くなることを防ぐためです。
つまり沈下橋は、自然を押さえつけるのではなく、あるがままの自然を受け入れ、折り合って生きていこうとする四万十川流域の人々の生活様式を象徴するものといえます(高知県

「 四万十川沈下橋保存方針」に列記されているもの(公財四万十川財団の、沈下橋データ調査票.pdf から)。赤のマーカーは第1種(重点的に保存)で、緑色は第2種。
小津賀橋(小)の位置は正確かどうか微妙。

上のインデックスのうち佐田橋から高樋橋までが四万十川本川。幅員は最大の勝間橋でも4.4m。自動車が通行できる橋、できない橋、いろいろある。個人的に絶対に渡りたくない橋がいくつもある。対して、支川には可愛い橋が多い。
※訪問は自己責任で。橋から落ちても私は責任を取りません。

余談。

ときどきTVの『ポツンと一軒家』を見る。制作側は、衛星画像と都道府県名以外は具体的な場所を明かさない配慮をしている。
だが衛星画像でほぼ見当はつくし、たとえこれを見なくても、例えば山の比高、尾根や谷の形状、日照と影の方向、植生、田畑の作物、川の幅や河床、橋の長さ・幅、登場人物の訛りなどなどの情報を総合すれば、だいたい想像がつく。しかも今はストリートビューもあるから、位置の特定はなおさら容易に出来る。
多くの情報が詰まっているのは、映像に限らずネット上の画像も同じ。都市の場合はなおのこと、道路や店舗・電柱の看板類や標識類、公共交通、特徴的な建物やランドマーク、遠景の方位角などなど、うじゃうじゃ情報が写り込んでいることがある。そういう写真をネット上へ軽率に上げている人は少なくないが、スマホのカメラは画質が良いし、文脈を照合すればだいたい「どこで撮ったのか」判ってしまう。
住まいを特定されるリスクが極めて高くなるから、自宅周辺の風景写真は上げるべきでないと思う。
私はSNS をやっていないし「横浜在住の何某」とトボケているが、実は何処に住んでいるのかは、言わない。

もう10年以上になるだろうか、接頭辞 wp- の存在しないファイルにアクセスしようとする人(あるいはロボット)が後を絶たない。
だが当サイトは WordPress を使ってないから、404 を返すだけだ(何を使っているかは、言わない)。