蓮台

Home » Articles » 蓮台, published: 2019-03-05 (updated: 2019-06-19)

テレビで「帰れマンデー見っけ隊」を見ていたら、伊豆の蓮台寺駅が出てきた。ハスの台、ここも葬送の地だったのかな?
墓地(火葬場)として京都市・大文字山の東「蓮台野」が有名らしいが

私はすぐ柳田国男を連想した。

山口、飯豊、附馬牛の字荒川東禅寺及火渡、青笹の字中沢並に土淵村の字土淵に、ともにダンノハナと云ふ地名あり。その近傍に之と相対して必ず蓮台野と云ふ地あり。昔は六十を超えたる老人はすべて此蓮台野へ追ひ遣るの習ありき。老人は徒に死んで了ふこともならぬ故に、日中は里へ下り農作して口を糊したり。その為に今も山口土淵辺にては朝に野らに出づるをハカダチと云ひ、夕方野らより帰ることをハカアガリと云ふと云へり。
『遠野物語』(新潮文庫、p.74)

信州冠着山の姥捨て、若狭地方の間引きなどにも通底するであろう昔の風習。遠野・土淵山口の蓮台野は「四方はすべて沢なり」つまり三途の川の彼岸ということだろうか。
よく調べれば「蓮台」という名称は各地に残っているのかも知れない。
私は超常現象などにはまったく興味がないが、土着的な民俗のさまざまな謂われについては信じたくなるところがある。

余談その1:九州弁(福岡弁など)で喋る女子がカワイイ、などと男性が話すのを聞くことがある。
しかし福岡県人の私に言わせれば、九州の女子が、九州弁で激高したり喧嘩する場合、それはそれはド迫力で怖いものだ。

余談その2:元号が変わると、直ぐにそれを冠した校名に変更する大学が出てくるだろうか。