北海道の温泉の続き、地図記号「温泉」の収集。今回は宮城、群馬、新潟と鹿児島を追加。
宮城は廃業した施設が散見される。2008(平成20)年6月の岩手宮城内陸地震により栗原市の駒ノ湯が被災したが、今は記号がない。
群馬は、思いのほか記号が少ない。伊香保や草津は、端折られている気がする。また、うっかり突き進むと危険な沢や谷が多いらしいので、泉源の探索など行かないように。
新潟も、すでに経営していない温泉施設が目立つ。十日町市の松之山温泉は(地すべりも含め)見に行きたいところ。
鹿児島では、霧島市がべらぼうに多い。また離島の温泉には惹かれるものがある。
ざっと俯瞰すれば「この地形は記号があるかも」という箇所には、やはりある。逆に「この地域に温泉があるはずない」と高を括ったら、あったりする(奥が深い)。
ありていに考えたら、温泉が多い地方自治体は観光に依存する割合も高い。現況下で、霧島市などは経済的なダメージが相当に大きいのではないだろうか?
こうしてマークアップとデータ化を進め蓄積するのは、温泉を経済・文化的に紐付けることに使えるかもしれないという理由があり、また火山や断層など地形的要素から紐付けることにも使えるかもしれないという理由がある。いろいろと読み込めるし、何より私自身の勉強になるので。
47都道府県すべて網羅するかどうか分からないが、賽の河原に石を積むような暇潰しを続ける(それにしても温泉に行きたい)。
都度、記事にするのも面倒なので、ページを設け、ひとまとめにした。以下からご覧いただきたい。
今後も順次データを追加する予定。すでに2県追加の準備はできている(校正中。一両日寝かせるのが常套)。