北海道の無人島、松前小島の小屋が北朝鮮の漁民によって荒らされ、窃盗などの被害が出た。
漁港は、荒天時に緊急避難することは認められるはずだが、まったく言語道断。
日本海側の漁港は大小を問わず警戒を強いられると思われる。
日本にはいったい、どのくらいの「漁港」があるのだろう? と
全2931件であった(出典は国土数値情報 漁港データ)。このデータの作成年度は平成18年度で少し古いが、現在と大差ないと思う。
余談。
来月50歳を迎える私の身長は169.5cm(ミエを張って170cmと公称する場合もある)。
TANITA の体組成計による個人情報を開示
健康診断でもだけ褒めてもらえる。だが、それでも老いと衰えは確実に忍び寄っている。
フィジカルだけでなくアタマも老化していて、3歩あるいたら用事を忘れる。
馴染みの医師は善い人物で、私が年中無休で摂取する酒とタバコを「止めろ」などとは決して言わない。
バブルのあと、企業や組織は「コスト削減」に猛進した。
ムダを削れ、コストは減らせ、利益を出してナンボ、といった風潮にまみれていたと思う。
余計な脂肪があるならば(メタボであれば)ダイエットすべきだろう。
しかし、ムダな脂肪がない痩せた人が食事を減らし栄養を摂取しなくなったら、健康を損ない体力を失ってしまう。
肥大化した大企業ならまだしも、体力のない中小企業にまで「コスト削減」というダイエットが流行したことが、結果的に数多の会社(とその従業員)を苦しませた(苦しめ続けている)のではなかろうか?
「アメリカナイズド」された経済学者、財界人、経営者や政治家が「グローバル化」の波に乗った挙句、日本の労働者を疲弊させ閉塞感を充満させたという側面があるように私は思う。
日本と欧米では社会の風土・土壌が異なるのに、同じ経済メソッドを敷衍しようとしたのは無理がある。
製造業では、ISO やエコロジーといった「きれいごと」が足かせになった部分も否めないと思う。
「最小のリソースで最大の利益を」というのは経営視点では理想的かもしれないが、これはムシのいい話である。
健康であるため、競争に耐えうるために、学習や鍛錬、適度の栄養と休息が大切だと思う。個人も社会もおんなじだ。
安い給与と長時間労働ばかりで、体力がつくはずはない。
私が定形外の人だからそう感じるだけなのかも知れないけれど。
※ただし「セクハラ」や「パワハラ」とか「ブラック」だのは昔からある、今はむしろマシになってきている、と思う。