国土地理院は、平成26年10月1日現在の国土の面積を全国都道府県市区町村別にとりまとめ、3月6日公表した。
これまでは、おもに2万5千分1地形図に基づく面積を公表していたが、計測の基礎となる地図を最新のデジタル地図(電子国土基本図)により計測(具体的には電子国土基本図の座標値を直接計算に用いること)で高精度な面積算出が可能になったとのこと。
この結果、平成26年10月1日時点の国土の面積は、377,972.28km²。
参考資料で市区町村別面積の順位も示されていたので 小さいほうの20位までをグーグルマップに表示。
全国のすべての市区町村を収録したマップも、今回の発表に合わせ面積データを全て修正した。
面積値は、国勢調査での人口密度の算出の他、地方交付税算定の基礎データとなる。つまり広いほど地方交付税の額も有利になると(ありていには)考えられる。
上記の小さな市町村は、歴史的な経緯や協議の不調などで合併し損ねたかもしれないが、コンパクトであることで逆に行政コストは低減できているかもしれない。
是か非かはなかなか一概に言えまい。