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戦前の都心

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1万分の1地形図「三田」、参謀本部による明治42年測図昭和12年第4回修正測図(Stanford Digital Repository)から。
戦後の航空写真と見比べられたい。

透過:    

この時代の地図は、有名人の邸宅が書き込まれている。

  1. 木戸(孝允)邸は現在、衆議院副議長公邸となっている
  2. 大倉邸は、そのまんまホテルオークラ
  3. 大山(巖)邸は1945年5月の東京大空襲で焼失、今は高級マンション
  4. 米山(梅吉)邸も、マンションの模様
  5. 根津(嘉一郎)邸は、根津美術館
  6. 薬学の祖、長井長義邸は今、日本薬学会・長井記念館
  7. 岩崎(小彌太)邸は1945年5月の東京大空襲で焼失、今は公財国際文化会館
  8. 川崎(金三郎)邸は現在「Zeppブルーシアター六本木」
  9. 井上(馨)邸も、マンションの模様
  10. 後藤(新平)邸は現在、中国大使館
  11. 山本(達雄)別邸は広大
  12. 福澤(桃介)邸は現在、広尾のお洒落な商業ビル
  13. 松方(正義)邸は現在、韓国大使館
  14. 澁澤(榮一)邸は現在、三田共用会議所。屋敷は青森県の古牧温泉渋沢公園内に移築・保存
  15. 久原(房之助)邸は現在、八芳園

不動産とは、長い時間軸で見れば、動産なのかもしれない。

余談。こんな記事があった。

政官財の愚かな圧力で、大学は想像以上にヤバいことになっている

交付金や助成金の削減などに対する中の人としての不平不満が述べられている。
昨今よくあるタイプの記事だ。
ネットに露出する学者さんは多い。
発言力が強いように見え易い、錯覚しやすい、という誤解に由来するからだろう。
だが、言い方が悪くて失礼だが、大学の学者さんには、特権意識が露見する人物、謙虚さに欠ける人物や「世間知らず」が少なくない。
人生の前半は黒板に対峙し、後半は大学の黒板を背にして立っている・・・
それだけで世の中に精通しているということになるだろうか?
アカデミックな世界は一般の世間と乖離している、という事実に気付くのは難しいかも知れない。
しかし、国家と社会に対し結果を出す必要があるというシビアな現状を、学術業界全体が認識する必要もあるのではないか。
偏狭で勘違いした「勝ち組意識」や「エリート意識」が、社会全体を蝕んでいる気もする。
少なくとも、私のような凡人の目には、そう映る。