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訪日外国人旅行者

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春節で中国人旅行者の「爆買い」がニュースになっていた。大荷物の運搬を苦としないところは90年代の中国と変わらないが、購買力の圧倒的な向上には瞠目すべきものがある。
外国人延べ宿泊者数の統計が観光庁にある。平成25年分のデータから、都道府県別のようすを Google Maps へ展開

全国合計で延べ33,495,730人、平成24年に比べ27.3%の増加。トップは当然ながら東京都で983万人あまり、大阪府(約431万人)、北海道(約307万人)、京都府(約263万人)と続く。
わが国の観光資源として「京都・奈良」はデフォルトかと思いきや、併せても北海道に及ばない。つまり、歴史よりも「いま」の文化や自然環境のほうがコンテンツとして魅力的、ということだ。実際、30年以上前から、古寺名刹をめぐる修学旅行は、学生の身には退屈なものであった。
当然、訪日外国人に対しても、啓蒙・教育的である必要はない(というより、よけいなお世話になる)。

東京は、数だけでなく国籍も多岐にわたる点で抜きん出ている。
他方、岩手県や富山県は半数以上を台湾人が占め、熊本・大分・宮崎県では韓国人が過半を占める。これは、情況次第では脆さもあるといえようか。
広く多国籍の外国人旅行者を少しでも多く惹きつける施策が必要だろうが、行政主導でどれほどアイデアを搾り出すことが出来るか。

昨年分のデータが発表されれば、さらにまた向上しているであろうことは疑いない。そして円安が昂進している今年も、さらに大幅に訪日外国人旅行者が増えるはず。