クリミア半島と黒海周辺の古い航空図

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published: 2022-03-16, updated: 2022-07-01 by Campo Salado

さきに「ウクライナとロシアの古い航空図」で示した図郭の南隣、クリミア半島から黒海の周辺。
参謀本部による昭和19年製版「三百万分一歐亞航空圖」テヘラン-バグダッド-アンカラの一部、Stanford Digital Repository から。
黒海に面した POI オデッサ はウクライナで3番目に大きな都市。POI マリウポリ は病院が凄惨な攻撃を受けた。

この古い地図の状態へ回帰することがロシアないしプーチンの目標であるならば、モルドバもジョージアも他人事ではない。ジョージアの首都は POI トビリシ、モルドバの首都はキシナウ。

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「蘇聯邦」に対峙するトルコの立ち位置は重要なはずだが、今のところ目立たない。その外交は常に巧妙な印象がある。
私が学生の頃はまだソビエト連邦だったから、上記の地図に古さを感じない(この感性こそが古い)。

自衛隊では幹部学校でジュネーヴ4条約をはじめ国際人道法についてみっちり叩き込まれるはずなのだが、この点ロシア軍は将校への教育訓練が行き届いていない(あるいは法を軽んじパワーに恃む)フシがあるように見える。
米欧はそんな非人道的な事象を意図的に拾って報道しているフシもある。
またクレムリンのホームページがいまどき非セキュア(http://kremlin.ru/)で鼻水が出た。防御という概念は弱いのか?

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