連鎖と時間軸

Home » Blog » 連鎖と時間軸, published: 2013-08-30 (updated: 2017-07-30)

ブラック企業とかブラック社員とか、いろいろ言われている。
もともと会社社会はそういうものだったと思う。
クロに近い仕事をグレーぎりぎりのところまでやって一人前、法に触れる寸前まで利ざやを稼いで一人前、みたいな「組織の論理」がまかり通っていたと思う。これは民間に限らない。
われわれはブラックな歯車として時間に追われ枯野を駆けめぐる

ブラックなユーモアはともかく、藤圭子と宇多田ヒカル母娘の件で、辻まことを思い出した。辻潤と伊藤野枝が親で、破天荒な人生が連鎖したひと。

少年のころは、生活が堕落したり人生が破綻したりする大人もいるということが不思議だった。人間は、年々歳々ひたすら強く賢明になり続けていくものと思っていた。
ところが、いざ自分が娑婆擦れした中年になってみると、幼稚な勘違いだったことが解る。体力、気力、活力、知力などいずれも減衰していくその刹那に老いを感じ取り、弱さを思い知る。

「生きているだけでだいたいOK」(マギー司郎)

この、時間軸を無視した達観と人生観は、スバラシイと思う。